コステロA

50〜60年代に流行したハイトーンプレイヤーに支持された「アップストリーム奏法」の提唱者ウィリアムコステロのモデルです。ジェットトーンのロイスティーブンスモデルやファーガソン&ベル、イージートーンなどに影響をあたえているシェイプです。
製造数が少なく現存しているマウスピースもとても少ないのでレアなマウスピースです。
刻印はCOSTELLO シャンク根元にAとあります。
サイズはバック5くらいです。
カップはバックCよりわずかに深めです。カップ内側エッジがはっきりしていて、えぐりが深めのためアップストリームで吹いても唇がカップ内壁に触れにくいデザインです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン3くらいです。全長が84.2mmくらいでバックなどより3mmくらい短めです。
アップストリーム奏法だとダブルハイCはもちろんその上も狙えます。
音域は通常になりますがもちろん普通の奏法でも問題ありません。
音はキンキンすることなく太めで豊かな響きがします。
かなり古いマウスピースのためニッケルメッキ仕上げとなっています。

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コステロ A

50〜60年代に流行したハイトーンプレイヤーに支持された「アップストリーム奏法」の提唱者ウィリアムコステロのモデルです。
ジェットトーンのロイスティーブンスモデルやファーガソン&ベル、イージートーンなどに影響をあたえているシェイプです。
製造数が少なく現存しているマウスピースもとても少ないのでレアなマウスピースです。
刻印はボディーにCOSTELLO その一段下にAとあります。
コステロでは仕上げがていねいで後期に製造されたマウスピースのようです。
サイズはバック10-1/2よりわずかに大きめくらいです。
リムはバック10-1/2よりわずかにフラットで厚めです。
リム外側エッジがややなだらかでリム頂点はわずかに外側です。
カップはU型でバックDくらいです。
カップ内側エッジがはっきりしていて、えぐりが深めのためアップストリームで吹いても唇がカップ内壁に触れにくいデザインです。
リム外側エッジがややはっきりして唇でグリップしやすいリムデザインです。
アップストリーム奏法を知る上でも重要な手がかりとなるマウスピースです。
スロートは#27(3.66mm)くらいです。
バックボアはワーバートン1くらいでかなりタイトです。
全長がはバックなどより3mmくらい長めです。
レスポンスがとてもよくブリリアントな響きがします。
特に高音域が楽なデザインです。

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