12Cヘビー
2002年9月に楽器の製作を止め指導者に専念しているジェロームカレのマウスピースです。
139gのヘビーモデルで国内未発売で現在製造されていないレアなモデルです。
刻印はJEROME CALLET.V.F.-12C.V.K.-とあります。
V.F.はストーク、ワーバートンなどを育てた元ジャルディネリマウスピース製作者の
ヴィラディミール・フリードマンのイニシャルです。
サイズはバック12よりやや小さめくらいです。
リムはフラットで厚めです。
そのため口あたりがソフトです。
カップはなだらかなVカップで深さはバックBくらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
マウスピースでの振動がレシーバーあたりで拡散することがなく
ベルの先から音が鳴る感じです。
小さめですが中低音は太く豊かで高音域はブリリアントでスピード感のある音がします。
特にハイノートが楽なデザインです。





10S
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ジェロームカレのストックモデルで刻印はJEROME CALLET・V.F.-10Sです。
V.F.はストーク、ワーバートンなどを育てた元ジャルディネリマウスピース製作者の
ヴィラディミール・フリードマンのイニシャルです。
内径リムサイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでやや厚めです。
口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいリムデザインです。
カップはバックFくらい浅めです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン7くらいです。
全長がバックより3mmくらい長めです。
シャンクがやや細めでレシーバー内部とのギャップがほぼゼロの状態でセッティング可能です。
ギャップの間隔が少ない分マウスピースの長さで抵抗感のバランスをとってあります。
とてもブリリアントでレスポンスが良いです。
パリッとエッジのあるクリスピートーンです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。
スカ、リードプレイヤー、ホーンセクションなどにおすすめです。





VARICUP-BUKUR X2
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ジェロームカレのカスタムモデルシリーズで刻印はJEROME CALLET VARICUP-BUKUR  X2です。
内径リムサイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでかなり厚めです。
外径リムサイズはバック10-1/2くらいに感じます。
口あたりがとてもソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいリムデザインです。
リム外側エッジがなだらかでワイドクッションリム形状です。
カップはバックFくらいです。
カップからスロートのショルダー部分がかなりはっきりしていてとても長めです。
スロートは#28(3.57mm)より細めです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
全長がバックより3mmくらい長めです。
音にスピード感がありとてもブリリアントでレスポンスが良いです。
明るめな音でベルから音が遠鳴りする感じです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。
リードプレイヤー、ホーンセクションなどにおすすめです。





V.F. 12S
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ジェロームカレのストックモデルで刻印はJEROME CALLET・V.F.-12Sです。
V.F.はストーク、ワーバートンなどを育てた元ジャルディネリマウスピース製作者の
ヴィラディミール・フリードマンのイニシャルです。
カタログにはクリフォードブラウンが愛用したバック17C1と同じくらいの大きさで
浅めのカップのモデルとあります。
内径リムサイズはバック12よりやや小さめです。
リムはフラットでかなり厚めです。
外径リムサイズはバック12くらいに感じます。
口あたりがとてもソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいリムデザインです。
カップはバックFくらい浅めです。
スロートの手前がやや太めになっていてストークヴァッキャーノモデルのようなダブルカップ形状です。
そのため浅めのカップでも豊かな響きがします。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン6くらいです。
全長がバックより3mmくらい長めです。
シャンクがやや細めでレシーバー内部とのギャップがほぼゼロの状態でセッティング可能です。
そのためシャンクをアルミテープなどで太さを補正する必要があります。
ギャップをゼロにした分、マウスピースの長さで抵抗感のバランスをとってあります。
とてもブリリアントでレスポンスが良いです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。
リードプレイヤー、ホーンセクションなどにおすすめです。





V.F.10FL
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ヤマハ、バックなどに合うアメリカンシャンクです。
刻印はJEROME CALLET・V.F.-10FLです。
V.F.はストーク、ワーバートンなどを育てた元ジャルディネリマウスピース製作者の
ヴィラディミール・フリードマンのイニシャルです。
サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットで厚めです。
口あたりがとてもソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいリムデザインです。
カップはゆるやかなVカップで深さはバックAくらいです。
息の入りもよくレスポンスが良いです。
ふくよかな音でトランペットとの持ち替えもスムーズです。





15S☆ VARICUP BUKUR
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ジェロームカレのカスタムシリーズのVARICUP=BURKUR 15S☆です。
内径リムサイズはバック12よりやや小さめです。
リムはフラットで厚めです。
外径リムサイズはバック101/2くらいに感じます。
口あたりがとてもソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいリムデザインです。
カップはバックFくらいで浅めです。
スロート手前が太くなりダブルカップ形状です。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン7〜8の中間くらいです。
ブリリアントでレスポンスが良いです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。





X5
2002年に楽器製作より引退したジェロームカレマウスピースです。
ジェロームカレのカスタムモデルシリーズで刻印はJEROME CALLET X5です。
内径リムサイズはバック20くらいで市販のマウスピースでは最小クラスです。
リムはフラットでかなり厚めです。
外径リムサイズはバック10-1/2くらいに感じます。
口あたりがとてもソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいリムデザインです。
カップはバックE〜Fの中間くらいです。
カップからスロートのショルダー部分がはっきりしています。
スロートは#28(3.57mm)より細めです。
バックボアはワーバートン7くらいです。
全長がバックより3mmくらい長めです。
とてもブリリアントでレスポンスが良いです。
明るめのふくよかな音でベルから音が遠鳴りする感じです。
特にハイノートのコントロールが楽なデザインです。
リードプレイヤー、ホーンセクションなどにおすすめです。





SOLO FL
刻印が古いタイプのジェロームカレ初期のマウスピースです。
ヤマハ、バックに合うアメリカンシャンクです。
刻印はCALLET N.Y.SOLO FLです。
内径サイズはバック12よりわずかに大きめです。
リムはフラットでやや厚めです。
口当たりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいです。
カップは浅めのVカップで深さはバックAよりやや浅めです。
スロートは#21(4.04mm)くらいです。
バックボアの外部形状が細めの独特なデザインとなっています。
バックボア根元もやや細めでレシーバーの隙間ができます。
マウスピースと楽器レシーバーの接地面が少なくなるようにデザインされています。
音に密度があり太い芯のある響きがします。
高音域のコントロールが楽に出るようにデザインされています。
トランペットとの持ち替えもスムーズです。





10SR
2002年に楽器製作より引退した「スーパーチョップス」の提唱者ジェロームカレマウスピースです。
刻印はJEROME CALLET 10SRとあります。
サイズはバック12くらいです。
リム内側エッジがとてもなだらかです。
リムはフラットで厚めです。
そのため口あたりがソフトでハードプレスで吹いても痛くなりにくくバテにくいデザインです。
リム外側エッジはややはっきりしています。
カップはバックFくらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりわずかに細めです。
スロートのストレート部分がやや長めです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
レスポンスがよくスピード感のあるブリリアントな響きです。
特に高音域のコントロールが楽なデザインです。





606
2002年に楽器製作より引退した「スーパーチョップス」の提唱者ジェロームカレマウスピースです。
刻印はJEROME CALLET 606とあります。
サイズはバック10-1/2よりわずかに小さめです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リム内側エッジがなだらかです。
リム外側エッジはややはっきりしています。
スロート手前がやや太く長めでWカップ状となっています。
カップはバックEくらいです。
スロートは#28(3.57mm)です。
バックボアはワーバートン7くらいです。
レスポンスがよくスピード感のあるブリリアントな響きです。
特に高音域のコントロールが楽なデザインです。
優しく吹くとウォームな響きとなるので吹き方により音色の幅があります。