アコースティックモデル7M
サイズはバック7〜10 1/2の中間くらいです。
リムはフラットで厚みはノーマルです。
リム外側エッジがはっきりしています。
カップはバックCより少し浅めくらいです。
レスポンスがとても良く少しの息でも反応します。
PPP〜FFFまでダイナミクスの幅が広がります。
唇の振動が分散せず全部が音になる感じです。
アコースティックモデルの名前どおり音がギラギラした明るさではなく上品な明るさです。
吹奏楽からジャズまで幅広く使えそうです。
次世代のマウスピースといった感じです。





V.F10C
ジャルディネリでマイルスディビスなどのカスタムマウスピースを製作していた
ヴラディミール・フリードマン(V.F)シリーズのマウスピースです。
サイズはバック10 1/2と12の中間くらいです。
リムはフラットで厚めです。
カップはバックDくらいです。
小さめのサイズ、浅めのカップの組合せから出る音のイメージを良い意味で裏切ってくれます。
軽く吹くと太くウォームで強く吹くとブリリアントな響きに変ります。
リムのみ金メッキでシャンクなどはメッキがうすくなっています。
シャンクがもともと細めで抵抗感があまりないようにデザインされています。





JC☆
ジェロームカレが彼自身と彼の生徒のために製作した初期のマウスピースです。
サイズはバック3くらい、リムはセミフラットで厚みはやや厚めです。
口当たりが良いです。カップはややVカップで浅めのバックEくらいです。
高音域がかなり楽です。エッジのあるフォーカスのはっきりした太い音が鳴るデザインです。
当初このモデルでマウスピースを発売予定でしたが見た目が
当時はヘビーモデルをどこも発売していなく、見た目が良くなかったため
現行のような形で発売となりました。
その後はマグナムシリーズで同タイプを発売しています。
市販されていなかったそうなので非常にレアです。





C2ゴールド
クラウドゴードンのシグネチャーマウスピースのオリジナルCGPERSONALを
ベースにしたモデルです。
サイズ内径はバック5くらいです。
リムの外側エッジがラウンドになっているため外形は
バック7〜10 1/2の中間くらいに感じます。
リムはラウンドでうすめです。
カップは深めのバックA〜Bの中間くらいです。
スロートもかなり太めの#22(3.99mm)です。
息がたっぷり入り太いウォームな音がします。





T1FLケノンシャンク
アコースティックモデルのフリューゲルマウスピース
T1FLヴラディミール・フリードマンシリーズです。
フリューゲルのアコースティックモデルはカタログにないカスタムモデルです。
シャンクはケノンなどに合う細めです。
ヤマハなどには合いません。
サイズはバック101/2〜12の中間くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リムの外側エッジが少しラウンドになっていてグリップ感が良いです。
カップはアメリカスタイルのV型で深めです。
音はフォーカスのしっかりしたやや明るめな音です。
トランペットからの持ち替えがスムーズでローからハイまでコントロールが楽なデザインです。





Dカリキオ1
ウエストコーストのスタジオミュージシャン御用達トランペットの生みの親である
ドミニクカリキオモデルです。
現行カタログにない製造完了モデルです。
サイズはバック10 1/2くらいです。
リムはフラットでやや厚めで口あたりが良いです。
カップはバックDくらいです。
マウスピースが肉厚で太いウォームな響きの中にしっかり芯のある音がするデザインです。
ウォームなローからブリリアントなハイノートのコントロールが楽なデザインです。
ビックバンド、ホーンセクションなどにおすすめです。





マグナム10BUKUR
サイズはバック10 1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでかなり厚いです。
カップはダブルカップで一段目のカップの深さはバックFより浅いくらいです。
パデューバのダブルカップより2段目のカップが細く
ストークヴァッキャーノモデルのような形状です。
音はやさしく吹くとウォームですが息を入れていくとブリリアントで
つきぬけるようなハイノートが楽に出るデザインとなっています。
かなり幅広く対応できそうです。
ビックバンドやホーンセクション、ポップスなどハードなプレイを
要求されるプレイヤーにおすすめです。
もともとジェロームカレはこのようなヘビータイプのマウスピースを
製作しようとしていましたが当時はデザインが斬新すぎたため
ノーマルなマウスピースから発売したそうです。





10M
サイズはバック10 1/2くらいです。
リムはフラットで厚みはノーマルです。
カップは浅めのDくらいです。
レスポンスがとても良く少しの息でも反応します。
PPP〜FFFまでダイナミクスの幅が広がります。
唇の振動が分散せず全部が音になる感じです。
アコースティックモデルの名前どおり音がギラギラした明るさではなく上品な明るさです。
吹奏楽からジャズまで幅広く使えそうです。
次世代のマウスピースといった感じです。





Dカリキオ2
ウエストコーストのスタジオミュージシャン御用達トランペットの生みの親である
ドミニクカリキオモデルです。
現行カタログにない製造完了モデルです。
サイズはバック10 1/2くらいです。
リムはフラットでやや厚めです。
そのため外形リムは10 1/2より大きく感じます。
カップはバックEくらいです。
リムの内側に少しえぐりがついていて唇がカップ内部に振れにくいデザインです。
リム、カップのみ金メッキです。
音は明るめですが太いウォームな響きがします。
特に強く吹いたときのブリリアントなハイノートのコントロールが楽なデザインです
。ビックバンド、ホーンセクションなどにおすすめです。





VF 10M
ジャルディネリでマイルスディビスのマウスピースを製作したことで有名な
ヴラディミール・フリードマン10Mです。
サイズはバック10 1/2くらいです。
リムはフラットでやや厚めです。
カップはバックD〜Eの中間くらいです。
ジェロームカレのスーパーチョップスでなくてもコントロールしやすいマウスピースです。
特に心地よい抵抗感でブリリアントなハイノートが楽なデザインです。
やさしく吹くとバックなどのようなふくよかな芯のある中低音となります。