3SB
サイズはジェロームカレにはめずらしく大きいバック1くらいです。
リムはラウンドで厚みはノーマルです。
カップはバックCくらいです。
音はクラシック、吹奏楽でも使用できるくらいふくよかでウォームな響きがします。
ジェロームカレらしく鳴りが良くローからハイまでコントロールが楽なマウスピースです。
スーパーチョップスの奏法でなくてもあまり問題なく吹くことができます。





11
ジェロームカレがスーパーチョップスを身につけた彼自身と彼の生徒のために
製作した初期のマウスピースです。
サイズはバック7くらい、リムはややフラットで口当たりが良いです。
リムの外側がややラウンドになっています。
リムからカップにむかう部分にいわゆる「えぐり」があります。
カップは浅めのEくらいです。高音域がかなり楽です。
当初このモデルでマウスピースを発売予定でしたが見た目が
当時はヘビーモデルをどこも発売していなく、
見た目が良くなかったため現行のような形で発売となりました。
その後はマグナムシリーズで同タイプを発売しています。
市販されていなかったマウスピースで非常にレアです。





マグナム600☆
サイズはバック12くらいです。
リムはフラットで厚みもあります。
カップはダブルカップで一段目のカップの深さはバックEくらいです。
音は明るくつきぬけるようなハイノートが楽に出るデザインとなっています。
ビックバンドやホーンセクション、ポップスに向いています。
もともとジェロームカレはこのようなヘビータイプのマウスピースを
製作しようとしていましたが当時はデザインが斬新すぎたため
ノーマルなマウスピースから発売したそうです。ジ
ェロームカレの研究の成果がこのマウスピースに表れています。




バディーチルダース10
バティーチルダースのアーチストモデルです。
サイズはバック101/2くらいです。
リムはフラットでリムは厚めです。
すごく口あたりの良いマウスピースです。
バテにくいのでハードプレスでハイノートを吹く方におすすめです。
カップはCより浅めのEくらいです。
ハイからローまで太く鳴ります。





650CVマグナム
サイズはバック1 1/2くらいでリムはバック1 1/2よりわずかにフラット気味です。
フラット・ワイドリムが多いジェロームカレの中では珍しいタイプです。
カップはCよりわずかに浅めです。
音色は明るめですがハデすぎないので吹奏楽でも使える音色です。
唇の振動を逃さずローからハイまですごく楽に吹けるマウスピースです。





アコースティック15M
サイズはバック101/2〜11くらいです。
リムはフラットで外側のエッジのカーブもまろやかで口あたりがスゴク良いです。
カップは浅めのDくらいです。
少しの息でも反応します。
PPP〜FFFまでダイナミクスの幅が広がります。
唇の振動が分散せず全部が音になる感じです。
アコースティックモデルの名前どおり音がギラギラした明るさではなく上品な明るさです。
吹奏楽からジャズまで幅広く使えそうです。
次世代のマウスピースといった感じです。





ヴァリカップ615
サイズはバック3くらいです。
カップはリムに近いファーストカップはEくらい、
スロートに近い部分がダブルカップになっています。
リムの頂点が外側にありハイノートと薄くならない音質が特長となっています。
現行のカタログにはないマウスピースです。





ハリージェームス
ハリージェームスが晩年使用していたパデューバマウスピースのコピーモデルです。
パデューバのハリージェームスモデルよりひとまわり小さいバック12くらいです。
現在は発売されていないモデルです。





FL 650CV





650CV SAL 26
サイズはバック3と5の中間くらい、リムは少し厚めのため口あたりがとても良いです。
カップはCより少し浅めです。
とてもつくりのていねいなマウスピースです。
スーパーチョップスをマスターしていなくても楽に吹けます。





635FL
ヤマハなどノーマルなレシーバーに合うフリューゲルマウスピースです。
サイズはバック7くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはアメリカスタイルのV型でやや浅めです。
音はフォーカスのしっかりしたやや明るめな音です。
心地よい抵抗感があるのでトランペットからの持ち替えの違和感が少なく
ローからハイまでコントロールが楽なデザインです。