DS
トランペット界のスーパースター、ドクセヴァリンセンのシグネチャーモデルです。
刻印はJET-TONE CUSTOM MODEL DSです。現行モデルとはサイズが違います。
内径サイズはバック3〜1-1/2の中間くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リム内側エッジがややはっきりしています。
カップはジェットトーンではめずらしくWカップではなくU型です。
深さはバックCくらいです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン6くらいです。
音に芯があり太くふくよかな響きがします。
息の入りがよく力強い鳴るのでリード、ソロにもおすすめです。

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アルハートモデルS
トランペット界の大ボス アルハートのシグネチャーモデルです。
アルハートについてはこちらで演奏をチェックすることができます。
リム側面のSがハンドハンマリングでサイズ、形状は現行モデルとは違います。
ジェットトーンアルハートモデルSの中でも小さめのモデルです。
内径サイズはバック18くらいです。
リムはフラットで厚めです。
外径サイズはバック10-1/2くらいに感じます。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップはえぐりがあるダブルカップ形状です。
セカンドカップの深さはバックFくらいです。
浅めですが唇がカップ内に触れにくいデザインになっています。
スロートは#21(4.04mm)くらいで太めです。
バックボアはワーバートン5くらいで現行モデルよりややタイトです。
息の入りが良いモデルです。
音は明るめでエッジのある太く芯のある響きがします。
高音域、長時間のプレイが楽なデザインです。

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SS
旧モデル名がDaneStahlのジェットトーンSSです。
ウッディーハーマンなどでリードトランペッターなどで活躍したプレイヤーです。
デイブスタールについてはこちらで演奏をチェックすることができます。
内径サイズはバック1くらいでジェットトーンSSでは大きめです。
リムはフラットでやや厚めです。
リムの外側にリム頂点があり唇が中に入るようなデザインです。
カップは2段になっていて1段目はリムから垂直に落ちています。
2段目はバックFくらいです。
スロートの手前がなだらかに太くなっています。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン7くらいです。
音のフォーカスがしっかりしていて密度の濃い音が
ローからハイまで楽にコントロールしやすいデザインです。

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スタジオ7MD
成層圏サウンドを目指すハイトーンプレイヤーに絶大な支持をされているジェットトーンです。
旧モデル名が3Cのスタジオモデル7MDです。
刻印はハンドハンマリングで現行モデルよりやや古いモデルです。
カタログでは内径16.66mm外径27.43mmです。
内径サイズはバック7〜10-1/2の中間くらいです。
リムはフラットでかなり厚めです。
リムの頂点がリム外側エッジ側にあります。
マウスピースで唇をフタをするような感覚で長時間・ハードな演奏をしても
アンブッシャーが崩れにくく唇からずれにくいリムデザインです。
カップは2段になっていて1段目はリムから垂直に落ちています。
2段目はバックEくらいです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン6くらいです。
優しく吹くと太く豊かな響きで強く吹くと伸びのあるブリリアントな響きがします。
特にハイノートが楽にコントロールできるデザインです。
リム、カップ以外がサテン仕上げになっています。

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Mファーガソンモデル
トランペット界の「ボス」ことメナードファーガソンのシグネチャーモデルです。
リム外径サイズはバック7くらいです。
ファーガソンモデルの特徴でリム外側に頂点があり
リム内側エッジがなくなだらかにカップになっています。
トランペットのベル内側のような形状です。
カップは浅めのVカップです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン6くらいです。
軽くなりすぎず芯のある響きがします。
レスポンスが良く明るめの音でハイノートプレイヤーにおすすめです。
リム、カップ以外はサテン仕上げになっています。

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ビルチェイスモデル
多くのファンを持つビルチェイスのシグネチャーモデルです。
ボディーがサテン仕上げでリム側面の刻印がハンドハンマリングのタイプです。
ビルチェイスについてはこちらで演奏をチェックすることができます。
オールド、ヴィンテージモデルとはサイズが違うモデルです。
内径サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
現行のヴィンテージビルチェイスモデルのように
リム外側に頂点があるリム形状です。
そのため外径サイズはバック3くらいに大きめ感じます。
唇を包み込むようでハードに吹いてもアンブッシャーが崩れにくいデザインです。
リムはフラットで厚めです。
カップは2段になっていてファーストカップはリムからカップへ垂直に落ちています。
セカンドカップはバックFくらいです。
スロート手前がなだらかに太くなっていてダブルカップ形状です。
唇がカップ内に触れにくいデザインになっています。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン6くらいです。
優しく吹くとウォームで太い響きがします。
息を入れていくとジェットトーンらしいブリリアントな響きとなります。
ハイノートが楽で持久性に優れたデザインです。

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シンフォニーモデル
ハイノートヒッター、ビックバンドで定番のジェットトーンです。
製造が完了しているオールドタイプのシンフォニーモデルです。
刻印はJET-TONE SYMPHONY MODELです。
サイズはバック101/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットでやや厚めです。
リム外側エッジがラウンドでグリップしやすくなっています。
ハードプレスでも痛くなくくソフトな口あたりです。
カップは2段になっています。
ファーストカップはリムからカップへえぐりがついて垂直におちていて唇が内壁に触れにくいデザインです。
セカンドカップの深さはジェットトーンでは深めのバックEくらいです。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン7くらいです。
息の入りがよく太く芯のある響きです。
エッジのある音像でハイノートのコントロールが楽なデザインです。

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アルハートモデルS
トランペット界の大ボス アルハートのシグネチャーモデルです。
アルハートについてはこちらで演奏をチェックすることができます。
ジェットトーンアルハートモデルSの中でも小さめのモデルです。
内径サイズはバック12くらいです。
リムはフラットでかなり厚めです。
外径サイズはバック3くらいに感じます。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップはえぐりがあるダブルカップ形状です。
セカンドカップの深さはバックFくらいです。
浅めですが唇がカップ内に触れにくいデザインになっています。
スロートは#27(3.66mm)です。
バックボアはワーバートン6くらいです。
音は明るめでエッジのある太く芯のある響きがします。
高音域、長時間のプレイが楽なデザインです。

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2B
ハイノートヒッター、ビックバンドで定番のジェットトーンです。
焼きなまし(焼鈍)加工をされて表面がサテンのようになっています。
焼きなましをすると金属が柔らかくなり質がかわりレスポンスが良くなります。
製造が完了しているレアなオールドタイプの2Bです。
現行モデルのスタジオ7Mの旧型モデルです。
サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットで厚めです。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップはやや深めの2段になっています。
ファーストカップはリムからカップへ垂直におちていて唇が内壁に触れにくいデザインです。
セカンドカップの深さはバックDくらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン5くらいです。
焼きなまし加工によりウォームで芯のある音なのに高音域も楽な吹奏感です。
リードトランペットはもちろんソロでも使えそうです。
リム、ボディー、シャンクにスリキズ、小さなへこみがあります。
焼きなまし加工のため表面が荒れているようですが実際はなめらかな状態です。

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MF
トランペット界の「ボス」ことメナードファーガソンのシグネチャーモデルです。
ボディーはうすめのサテン仕上げでリム側面にハンドハンマリングで深い刻印のあるオールドタイプです。
鳴り、仕上げがよいので人気のあるモデルです。
MFモデルはMF1、MF2、MF3とあり1が浅めで3が深めとなっています。
リム外径サイズはバック10-1/2くらいです。
ファーガソンモデルの特徴でリム外側に頂点がありリム内側エッジがなくなだらかにカップになっています。
トランペットのベル内側のような形状です。
カップは浅めのVカップです。
スロートは#20(4.09mm)くらいで太めです。
スロートのストレート部分がやや長めです。
バックボアはワーバートン4〜5の中間くらいでややタイトです。
やさしく吹くとウォームで吹き込んでいくとブリリアントな芯のある響きがします。
息の入りがよくファーガソンを目指すハイノートプレイヤーにおすすめです。

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