プロラインCH C3
音の振動する節(ノーダルポイント)をリング状にしているプロ-ライン コンサートホール(CH)です。
その中でもカタログにないC3でレアなモデルです。
サイズはバック1-1/2くらいです。
リムはバック1-1/2Cよりセミフラットでやや厚めです。
カップはバックCよりやや深めくらいです。カップ内壁にえぐりがありバテにくく高音域でも
唇の振動をジャマすることがないデザインです。
スロート手前のショルダーの角度がはっきりしています。
スロートは#26(3.73mm)くらいです。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで円錐形です。
そのため高音域での安定感と音のつながりが良いデザインです。
バックボアはワーバートン)〜10の中間くらいです。
息がたっぷり入る吹奏感です。
クラシックで使えるくらい広がりのある豊かで響きわたる感じです。
カタログにはダーク シンフォニック サウンドと表現されています。





プロラインCH C5
音の振動する節(ノーダルポイント)をリング状にしているプロ-ライン コンサートホール(CH)です。
詳しいスペックについてはこちらでチェックすることができます。
サイズはバック3よりわずかに大きめです。
リムはセミフラットでやや厚めです。
カップはバックCよりやや深めくらいです。
スロート手前のショルダーの角度がはっきりしています。
スロートは#26(3.73mm)くらいです。
バックボアはワーバートン10くらいです。
息の入りがよく音に芯をとらえるような吹奏感です。
音のツブ立ちがよく均一な音質でローからハイまでコントロールが楽なデザインです。
クラシックで使えるくらい広がりのある豊かで響きわたる感じです。
カタログにはダーク シンフォニック サウンドと表現されています。




コンサートホールE12 ALT
音の振動する節(ノーダルポイント)をリング状にしているプロラインコンサートシリーズです。
その中でもカタログにはないE12(アレンヴィズッティーモデル)です。
ノーマルなアレンヴィズッティーモデルとはリムサイズが違います。
ボディーに*MODEL CH E12 ALTと刻印があります。
サイズはバック10-1/2よりわずかに大きめです。
リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
カップは浅めのボウル状で深さはバックE〜Fの中間くらいです。
スロート手前のショルダーの角度がはっきりしています。
スロートは#27(3.66mm)です。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで円錐形です。
そのため高音域での安定感と音のつながりが良いデザインです。
バックボアはワーバートン4くらいでタイトです。
とてもレスポンスがよく反応の良さはトップクラスです。
広がりのある豊かな響きわたる感じです。
ブリリアントでビックバンドでのリード、ソロや吹奏楽のポップスなどに良さそうです。




3/5Cヘビータイプ
あまり見かけないマルシンキィッツのヘビーモデルです。
バーバンク時代の製造です。
サイズはバック3−5くらいでカップはU型で深さはCくらいです。
リムはラウンドで厚みはノーマルです。
芯のある音でハイノートがやせません。





P.ケシアモデル Sバックボア
フランクシナトラバンドや多くのミュージシャンよりブリリアントで
強力なハイノートで信頼が厚いPaul Caciaのシグネチャーモデルです。
ボディー刻印は*MODEL E14.1です。
ボディーにSの刻印がありシンフォニックバックボアの組合せです。
ケシアはシグネチャーモデルマウスピースのデザインしています。
Caciaについてはこちらでチェックすることができます。
ハイノートヒッターは要チェックです。
内径サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットで厚めです。
外径サイズはバック7くらいに感じます。
カップは浅めでゆるやかなWカップ形状で深さはバックFくらいです。
スロート手前のショルダーの角度がややはっきりしています。
スロートは#28(3.57mm)です。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで
特にハイノートが安定します。
Sの刻印がありシンフォニックバックボアです。
太さはワーバートン10くらいです。
ノーマルのケシアモデルはワーバートン6くらいです。
息の入りがよく自由な吹奏感です。
とてもブリリアントでスピード感のあるフォーカスのはっきりした音です。
ハイノートのコントロールとリップコントロールの楽なデザインです。
ハイノートを必要とするビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。





ボビーシュー1.5
名クリニシャンでハイノートヒッターのボビーシューのシグネチャーモデルです。
ボビーシューはリード、コンボでマウスピースを使い分けています。
ボビーシューについてはこちらで演奏をチェックすることができます。
サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リムの内側エッジがなだらかになってリップコントロールが楽なデザインです。
カップはバックE〜Fの中間くらいです。
マルシンキウィッツからはボビーシュー1、1.25、1.5、2の4種類があります。
このボビーシュー1.5はボビーシューモデルでは2番目に浅いタイプです。
スロートは#28(3.57mm)です。
モネやエリックモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで音が安定します。
バックボアはワーバートン3〜4の中間くらいです。
ブリリアントで芯の太いフォーカスのはっきりした音です。
抵抗感があるのでハイノートのコントロールとリップコントロールの楽なデザインです。
ハイノートを必要とするビックバンド、ホーンセクションプレイヤーにおすすめです。





Rバプティストモデル
アメリカ西海岸のトッププレイヤー・リック・バプティストのシグネチャーモデルです。
カタログではバック10-1/2Cに対応するモデルです。
マウスピースのスペックについてはこちらチェックすることができます。
サイズはバック10-1/2よりわずかに大きめくらいです。
リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
リム外側エッジにむかってなだらかなクッションリム形状です。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップは浅めのボウル型でなでらかでバックDくらいです。
スロートは#28(3.56mm)です。
モネやエリックモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで特にハイノートが安定します。
スロート内部にメッキはげがあります。
バックボアはワーバートン3くらいです。
芯がある正統派でスピード感のある音質です。
ハイノートのコントロールとリップコントロールが楽なデザインです。




エリック宮城モデルGP
日本が世界に誇るスーパートランペッターのエリック宮城氏のシグネチャーモデルです。
サイズはバック10 1/2くらいでリムはフラットで厚めです。
カップはU型で深さはD〜Eくらいです。
スロートは#27(3.66mm)です。
スロート部分がモネなどのように長めになっています。
バックボアはワーバートン5くらいでややタイトです。
これにヤマハ83シリーズを組合せると完璧です。





E14.1 P.ケシアモデル
フランクシナトラバンドや多くのミュージシャンよりブリリアントで
強力なハイノートで信頼が厚いPaul Caciaのシグネチャーモデルです。
ボディー刻印は*MODEL E14.1です。
ケシアはシグネチャーモデルマウスピースのデザインしています。
Caciaについてはこちらでチェックすることができます。
ハイノートヒッターは要チェックです。
内径サイズはバック10-1/2〜12の中間くらいです。
リムはフラットで厚めです。
外径サイズはバック7くらいに感じます。
カップは浅めでゆるやかなWカップ形状で深さはバックFくらいです。
スロート手前のショルダーの角度がややはっきりしています。
スロートは#28(3.57mm)です。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで
特にハイノートが安定します。
バックボアはワーバートン6くらいでややタイトです。
とてもブリリアントでスピード感のあるフォーカスのはっきりした音です。
ハイノートのコントロールとリップコントロールの楽なデザインです。
ハイノートを必要とするビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。





JWマルシンキウィッツモデル
ヨセフWマルシンキウィッツのシグネチャーモデルです。
マウスピースを製作する本人自身も名プレイヤーのため人気のあるモデルです。
カタログではバック3E相当とあります。
サイズはバック3〜5の中間くらいです。
リムはバック3Cよりわずかにセミラウンドで厚みはノーマルです。
カップは浅めボウル状でバックE〜Fの中間くらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
スロート内部のストレート部分が長めで適度な抵抗感があり高音域が安定するデザインです。
バックボアはワーバートン3くらいです。
強く吹くとブリリアントで優しく吹くとウォームでソフトに鳴ります。
とてもレスポンスが良く心地の良い抵抗感があります。
ビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。





E3/3C
スタジオ、ビックバンドのプロミュージシャンに愛用者の多いマルシンキウィッツです。
オレゴン以前に倒産したMMPブランドで製造されていたバーバンク時代のマルシンキィッツです。
その中でもレアなヘビーモデル(113g)です。
内径サイズはバック3くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
バック3Cよりリム内側エッジがなだらかです。
カップはバックEくらいです。
スロートはマルシンキウィッツではやや太めの#27(3.66mm)です。
ストレート部分がやや長めです。
バックボアはワーバートン11くらいです。
やや明るめで芯の太い鳴りがします。
ヘビーモデルのためレシーバーあたりで音が散ることがなくベルから遠鳴りする感じです。
リードからソロプレイヤーまで対応するようなマウスピースです。





ボビーシュー2
60歳をすぎても太い芯のあるハイトーンは健在なこのボビーシューのシグネチャーモデルです。
エリック宮城氏をはじめ多くのトッププロプレイヤーがボビーシューの教えを受けています。
マルシンキウィッツからはボビーシュー1、1.25、1.5、2の4種類があります。
このボビーシュー2はボビーシューモデルでは一番深いタイプです。
マウスピースのスペックについてはこちらチェックすることができます。
サイズはバック12くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
リムの外側エッジがややラウンドになってアンブッシャーがグリップしやすいデザインです。
カップは浅めのボウル型でなでらかでバックDくらいです。
スロートは#28(3.56mm)です。
モネやエリックモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで特にハイノートが安定します。
バックボアはワーバートン3くらいです。
スピード感のある音質でハイノートのコントロールとリップコントロールが楽なデザインです。




JEFF TYZIKモデル
ウッディーハーマン、フランクシナトラ、チャックマンjネバンドなど活躍した
ジェフ ティジックのシグネチャーモデルです。
ティジックについてはこちらで演奏をチェックすることができます。
サイズはバック10-1/2よりわずかに大きめです。
リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
リム外側にむかってややなだらかなクッションリム形状です。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップは浅めのボウル状で深さはバックE〜Fの中間くらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで
特にハイノートが安定します。
バックボアはワーバートン3くらいで細めです。
ブリリアントですが芯のある響きがします。
ハイノートのコントロールとリップコントロールの楽なデザインです。
リード、ソロの両方に使えそうなマウスピースです。





ピート・カンドリモデル
カンドリ・ブラザーズという兄弟トランペッターとして西海岸を中心に活躍しました。
コンテ・カンドリの4つ上の兄ピート・カンドリのシグネチャーモデルです。
ヴィズッティーのスーパーテクニックは、このマウスピースから生み出されています。
オレゴン製の現行モデルです。
内径サイズはバック12よりわずかに小さめです。
ワイドクッションリムでリム頂点が内側にありリム外側エッジにむかってなだらかになっています。
フラットでかなり厚めです。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
カップは浅めのVカップで深さはバックE〜Fの中間くらいです。
スロートは#28(3.57mm)よりやや細めです。
バックボアはワーバートン5くらいです。
音は明るめでハイノートのコントロールとリップコントロールの楽なデザインです。
レスポンスがよくスピード感のあるサウンドです。