コンサートホールE11
音の振動する節(ノーダルポイント)をリング状にしているプロラインコンサートシリーズです。
その中でもカタログにはないE11(Jeff Tyzikモデル)です。
ボディーにあるスロートサイズ「27」の上から「26 ALT」と刻印されているカスタムモデルです。
サイズはバック10-1/2くらいです。
リムはセミラウンドで厚みはノーマルです。
カップは浅めのボウル状で深さはバックFくらいです。
スロート手前のショルダーの角度がはっきりしています。
スロートは#26(3.73mm)です。
モネやエリック宮城、ボビーシューモデルのようにスロートのストレート部分がやや長めで円錐形です。
そのため高音域での安定感と音のつながりが良いデザインです。
バックボアはワーバートン8くらいです。
広がりのある豊かな響きわたる感じです。
やや明るめでビックバンドでのリード、ソロや吹奏楽のポップスなどに良さそうです。





7PB
スタジオ、ビックバンドのプロミュージシャンに愛用者の多いマルシンキウィッツです。
現在製造されているオレゴン製造で型番は7PBです。
サイズはバック101/2より少し小さめくらいです。
リムはラウンドで厚みはノーマルです。
リム内側に浅いえぐりがありカップはややV型でバックEくらいです。
とてもレスポンスが良くブリリアントで太く鳴ります。
ビックバンドやホーンセクションなどハイノートを必要とされるプレイヤーにおすすめです。





No9
スタジオ、ビックバンドのプロミュージシャンに愛用者の多いマルシンキウィッツ
現行のオレゴン以前のバーバンク製造で型番はNo9です。
サイズはバック12くらいです。
リムはセミフラットでややうすめです。
カップはバックDくらいです。
レスポンスが良く明るめで音のつぼがはっきりして鳴りが良いです。




1−S
スタジオプレイヤーに根強い人気のあるマルシンキウィッツマウスピースです。
カリフォルニア製で現在製造されていない型番1−Sです。
サイズはバック1-1/2〜1の中間くらいです。
リムはラウンドでややうすめです。
カップはバックA〜Bの中間くらいで深めです。
スロートは#26(3.73mm)くらいです。
バックボアはワーバートン9〜10の中間くらいです。
ふくよかでウォームな鳴りがするマウスピースです。
息の抜け、レスポンスがよくハイノートが楽にコントロールできるデザインです。
ビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。





Hアルパートモデル
20年ほど前のロバートブラウンのCMで使われたファンダンゴや
オールナイトニッポンなどのテーマ曲など哀愁のあるラテンで良く知られている
ハーブアルパートのシグネチャーモデルです。
サイズはバック10 1/2くらいです。
リムはラウンドでややうすめです。
カップはバックEくらいです。
スロートが後から加工されていて#22(3.99mm)くらいです。
バックのノーマルで#27(3.66mm)のためかなり太めです。
そのためかトランペットとフリューゲルホーンの中間のような太くボーというような響きがします。





4−S
カリフォルニア製で現在製造されていない型番4−Sです。
サイズはバック3〜5の中間くらいです。
リムはラウンドでうすめです。
カップは深めのバックBくらいです。
レスポンスが良く太い鳴りがするマウスピースです。
息の抜けがよくハイノートが楽にコントロールできるデザインです。
ビックバンド、吹奏楽のポップスなどにおすすめです。




3/5Cヘビー
マルシンキィッツの中でもレアなヘビーモデルです。
バーバンク時代の製造です。
サイズはバック3〜5の中間くらいでカップはU型で深さはCくらいです。
リムはラウンドで厚みはノーマルです。
太く芯のある音でハイノートがやせません。





5−S
サイズはバック5くらいです。
リムはラウンドでうすめです。
カップは深めのバックBくらいです。
レスポンスが良く太い鳴りがするマウスピースです。
ハイノートが楽にコントロールできるデザインのためビックバンド、
吹奏楽のポップスなどにおすすめです。





サイズはバック1くらい、ラウンドリム、カップはCより深めです。
大きいマウスピースですが太い、やや明るめの芯のある音がします。