カタログにも掲載のないカスタムモデルSTC−3 B1112J 10バックボアです。
重さが188gのへビーモデルです。
モネ、テイラーなどのヘビーな楽器だけでなくバック、ヤマハ、シルキーなどでも使っている方も多いです。
内径サイズはバック3よりわずかに小さめくらいです。
リムはフラットで厚めです。
外径サイズはバック1くらいに感じます。
そのため口あたりがソフトでハードプレスでも痛くなりにくくバテにくいデザインです。
リム内側エッジにえぐりがありカップ内壁に唇が触れにくくバテにくいデザインです。
カップはUVカップ形状でバックA〜Bの中間くらいです。
カップ内のスロートからボアのショルダー角度がはっきりしています。
カップ内は研磨をしていなくメッキ前の状態を保っているのが特長です。
モネ氏のピッチセンター理論によりバックなどより全長が80.3mmで少し短いBb管用です。
全体のバランスをとっているので低音〜高音で楽器の吹く角度を上〜下にして補正する必要がなくなります。
スロートは#19(4.21mm)くらいで太めです。
スロートの直線部分が市販のマウスピースでは最長クラスです。
太いスロートとバランスが良いです。
そのため適度な抵抗感があり息を取られすぎる感じはありません。
バックボアはワーバートン8くらいです。
ヘビーモデルですが自分の音がモニターしやすく吹奏感が心地よいです。
音のツブだちがよく密度の濃い響きがします。
これまでの音量よりワンランク上がるような力強い響きが特長です。
モネらしい太くウォームな響きがします。
音のつぼがはまりやすくピッチが安定してコントロールが楽なデザインです。 |
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