8C

サイズは現行バック8と同じくらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
内側のエッジがややあります。
音はニューヨークバックらしく華やかで張りのあるサウンドです。
小さなキズはあります演奏に関係する部分はとてもきれいです。
刻印も深くしっかりしています。





10 1/2CW

数字の刻印の小さめのニューヨークバック中後期のマウスピースです。
リムの頂点がかなり内側にあり厚みも超特厚です。
リムの内側のエッジは立っています。
ニューヨークバック時代にこのリムが製作されていたのはレアで資料的にも価値があります。
カップは現行Cくらいです。
特厚リムのためハードプレスしてもまったく痛くならずバテやすい方にもおすすめです。
音はノーマルでニューヨークバック特有の明るめでレスポンスの良い音質です。





L7

刻印がL7(ロング7?)とありマウスピース現行バックより4mmくらい長いです。
サイズは現行バック12くらいです。
リムはセミフラットで厚みはノーマルです。
カップはVカップに近く深さはA〜Bの中間くらいです。
マウスピースが長いためシャンクが細めになっています。
レシーバーがバックなどで当たる機種もあります。
ヤマハなどはギャップの隙間がない程度です。
音はものすごくふくよかでニューヨークバック特有の明るさとブレンドされて
ソロに最適のウォームな響きがします。
数字の刻印が大きくヴィンセントバック自身が作成した30〜40年あたりのようです。





7 スモールロゴ

ニューヨークバックでもロゴと数字の刻印が小さいタイプでレアなマウスピースです。
外見もニューヨークバックに比べ太めでミディアムヘビーのようです。
マウスピースの長さが現行より1mmくらい長いです。
そのため音が少し明るめです。
サイズは現行バック6くらいです。
リムはラウンドでエッジが立っていて厚みはノーマルです。
リムの外側がラウンドでアンカーグリップになっています。
カップは深めでBとAの間くらいです。
音は明るさとカップが深いふくよかさがブレンドされてとても質の高いマウスピースです。
当時のクラフトマンの腕前に感心します。





10

ニューヨークバックでも初期に製作した刻印の大きいタイプです。
この時代はヴィンセントバック自身が製作しているのでクオリティーが高いです。
サイズは現行の10くらいです。
リムはフラットでやや厚めのため口あたりがすごく優しいです。
カップは深めでAとBの中間くらいです。
ややVカップのような形です。
音はすごく太い暖かい音です。
30〜40年代の古き良きアメリカのすばらしい音質です。
ブラスアンサンブルやコンボなど小さな編成などで試してみたくなるマウスピースです。






ヴィンセント バック自身が使用していた同モデルです。
晩年は1 1/4Cを愛用していたようです。
このマウスピースはニューヨークバックの中でも初期の1920〜40年の製造のようです。
数字の刻印の大きなタイプです。
バック自身が愛用したサイズのためクオリティーの高いマウスピースです。
サイズは現行バックと同じ6くらいです。
リムがまったく異なりフラットで厚めです。
カップは深めでAとBの中間くらいです。
音はこのサイズのマウスピースとは思えないくらい太い暖かな音がします。
スロート部分に薄くHの刻印があります。
シカゴ交響楽団のアドルフ ハーセスもこのあたりを使っていたらしいです。
ひょっとしたらこの「H」は?と思わせるくらいのマウスピースです。





11B

初期のニューヨークバックです。










10C

サイズは現行バックの8〜9くらいです。
リムはセミフラット、厚みはノーマルです。
華やかで芯のある音がニューヨークバックの特長です。






ニューヨークバックの中でも初期にあたる1920〜40年製造の数字刻印が大きなタイプです。
サイズは現行バックと同じ7くらいです。
リムはフラットでややうすめです。
リム内側エッジがややはっきりしています。
カップは深めでAとBの中間くらいで深めです。
スロートは#24(3.86mm)くらいです。
バックボアはワーバートン9〜10の中間くらいです。
息の入りがよく豊かで太いウォームな響きがします。
ローからハイまで均一なサウンドコントロールが楽です。
重さが91gでノーマルのバックより8gくらい軽めです。
ボディー、シャンクに小さなキズ、へこみがあります。